育毛・発毛

AGAとは AGA（Androgenetic Alopecia）とは、男性型脱毛症のことです。 一時的ではなく進行性の脱毛症で、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが原因と考えられています。 AGAは男性だけのものでもなく女性にも起こり、FAGA（女性男性型脱毛症）と言われています。 AGAは、DHT（ジヒドロテストステロン）と呼ばれる男性ホルモンが高濃度になることから、ヘアサイクルの成長期を短くする原因と考えられています。 AGAの治療はクリニックでしか治療できません。 治療方法は外用薬と内服薬を併用する場合が多く、治療費は併用した場合は約2万円前後が相場で、外用薬のみなら約6千～約8千円が相場となっています。 進行の度合いによっては、治療をしてもほとんど効果が出ない状態になってしまうこともあり得ます。 気になる方は、早めに皮膚科やAGA治療専門病院などを受診しましょう。

プロペシア プロペシアは、医師が処方する内服タイプの男性型脱毛症(AGA)の治療薬です。 脱毛を予防し、毛髪を強くするという効果がありますが、継続して使用することで毛量自体も増えたという実際の体験談も多く、 臨床試験においても、プロペシア服用者の多くに発毛効果が認められています。 プロペシアは、AGAの原因であるDHTを生成するのに必要不可欠な5α-還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制します。 これにより成長期が長くなり細くなった髪の毛にコシが出てきたり、休止期にある毛穴からの毛髪も成長しAGA改善の効果が期待できる薬です。

HARG（ハーグ療法）

　　～　元気のいい毛根を育てるために　～

HARG療法は人間の組織の中心的役割を担う「幹細胞」から抽出された150種類以上の「成長因子」を直接頭皮に注入します。 休止期になっている部分に成長因子を注入する事により、毛母細胞を刺激して細胞の分裂を活性化し、 さらに髪に必要な栄養を送り出す部分を刺激することで毛母細胞への栄養供給も活発にします。 HARG療法は男性だけではなく女性の薄毛にも効果があるのが特徴です。 効果が現れるまでには個人差はありますが、3か月～8か月程度、5～10回程度の通院や治療が必要と言われています。 HARGの治療費は日本医療毛髪再生研究会で決められていますが、クリニックによって独自のプランを組んでいるので料金は様々です。 クリニックによって無料カウンセリングなどもあるので比較してみると良いでしょう。 HARG療法はアレルギー物質が含まれておらず、ミノキシジルやフィナステリドのような薬を活用する治療方法よりも副作用が低いと言われています。

HARG（ハーグ療法）と育毛メソセラピーの違い 育毛メソセラピーの治療方法も発毛成分を注入する治療のことですが、違いは、注入する薬剤の成長因子（グロースファクター）が配合されているかどうかです。 成長因子とは、細胞の新陳代謝の働きをする因子で、発毛させるためには毛母細胞を活性化させて細胞分裂することが大切になります。 比較的費用が低額な場合はビタミンなど栄養素のみの場合もあれば、少数の成長因子を配合したものもあります。 現在の最先端のメソセラピーに用いられる薬剤は配合される成長因子の種類が豊富で、 発毛に関わる多くの細胞に働きかけることができるためにその効果も高くなっています。